無事生還したわんちゃんは何事もなかったかのように元気で、いつもの感じが戻ってきた。
外でコイヌと喧嘩している声が聞こえるのも嬉しい。コイヌはここ数日の有り余ったパワーを全力でぶつけている。
安心して料理に集中できるので、ついにトルティーヤづくりに挑戦。
トルティーヤについては、生地づくりまではある程度同じ方法なのだが、一枚の厚さや焼き加減等については好みの問題もあるらしいので、何回か試行錯誤が必要な気がする。
今回は初めてなので、基本に忠実にやってみることにした。
トルティーヤは、マサというとうもろこしからできた粉、水(ぬるま湯)、塩だけでできる。
MASECAというのは一番メジャーなメーカーの粉で、スーパーで18.5ペソ(約160円)だった。
100gで10枚くらいはできるのでかなり手頃だと思う。
粉に塩を混ぜた後、半量の水を入れて生地をこねる。
先日の餃子の皮(全粒粉入り)に比べて馴染みが早く、こねている感覚もある。とても楽しい。
残りの水を全部入れ、一つにまとめたら30分程寝かせておく。
その間におかずを作る。
今回はタコスの具を作るのではなく、いつものおかずにトルティーヤを合わせることに。
以前行ったレストランで、バジルソースとワカモレの組み合わせがとても美味しかったので、それを真似してみる。
30gでやってみるとかなり大きそうだったので、25gにしてみた。
焼いたら縮むとは言え、大きいよりは小さいのをたくさん食べたい。
うまくいくとぷわーっと膨らむらしいのだが、膨らむものと膨らまないものがあった。
生地が薄すぎたのかもしれない。
なかなか難しい。
こねている最中から、ほのかにとうもろこしの香りが漂ってきて幸せ。なんならもっと強くてもいい。
焼きあがったトルティーヤは、濡らしたキッチンペーパーに挟んで乾かないようにしておく。
自作トルティーヤは美味しい、と聞くが、まだまタコス屋のトルティーヤには及ばない。今のところ、信じられないくらい安上がり、というだけだった。
やはり焼き加減にムラがある。
もっと温度があがる鉄のフライパンを買った方がいいのかもしれない。
ひとまずは今のフライパンでうまく焼けるように練習しよう。
タコスの具については、大使館シェフのレシピが一番わかりやすかったのでまずはこれを参考にしたい。
まずはトルティーヤをうまく焼けるようになること!