もういい加減雨が続きすぎて寒い。強烈な西日が恋しい。
小雨の中スーパーに行ったら、いつも飲料会社の看板の上にいるイグアナが雨に濡れて少し黒ずんでいた。
雨の日はどこかに隠れているものかと思ったが、意外と濡れるのも平気らしい。
トルティーヤが作れるようになったので、またもやソパ デ トルティーヤを作る。
前回は市販のトルティーヤチップスを使ったが、今回は自分で作ったトルティーヤを揚げたもので作ってみることにした。
日本でも作れないかと、唐辛子専門店の通販サイトを見てみたら1,000円くらいした。無理だ。
前回と同じようにスープを作る。今回はオレガノも少し追加してみた。
少し辛味が欲しいので、次はちょっと辛い唐辛子も使ってみようと思う。
トルティーヤ作りは楽しい。こねてこねて、つぶして、焼く。
前回よりも焼き方に注意してみると、前回よりも膨らんだ。
本当はもっとパンパンに膨らむらしいのだけど、何が違うんだろう。水の量とか、こね方なんだろうか。
本場の人のYouTubeを見ていると同じ材料なのにぽわーっとなっている。いつかはそのレベルまで到達したい。
焼いたトルティーヤは重ねて、スープに浸す用に細切りにする。
トルティーヤをまとめて切るのが初めてだったのでとても楽しかった。結構力がいる。
製麺とかと似ているのかも。切られた断面がかわいい。
スープに浸すトルティーヤは焼いただけではなく、油で揚げる。
揚げられたトルティーヤは、スープに入るとしんなりとしてスープの旨みと絡んでとても美味しい。
パリパリの部分と、しなしなの部分の食感が違うのも楽しめる。
ここまでずっと部屋の中はとうもろこしの香りでいっぱいだ。
作っている最中ににおいにつられた犬たちがドアをカリカリしていたけど、こちらはとても忙しいので対応不可です!
買ってきたアボカドが大変はずれだった。これがあるからアボカドは苦手だ。中身が見えていてほしい。
まだまだアボカド見極め師には程遠い。こればっかりは経験なんだろうか。
大きな皿に揚げたトルティーヤと、かろうじて使える部分のアボカドとチーズとパクチーを散らす。
スープなのに、揚げたトルティーヤが立体感を生んで見た目も良い。
日本だと豚汁みたいなものなのかも。結構お腹にたまるスープ。
味も、この町でスープ屋を開いてもいいのではと思うくらい美味しくできた。
残念ながら数時間後、油にやられたのか胃痛に苦しみお腹を壊した。
もしかしたら、信じたくないけどもう揚げ物を受け付けない体になっているのかも。
でも、苦しんででも食べたい、ソパ デ トルティーヤ。
胃よ強くなれ。