行列と食事合わせて約15分というめまぐるしくスピード感溢れるジェットコースターに乗ったような感覚で日の出製麺所を後にして駅へ向かう。
だがまだ午前中。このあと特にすることは決まっていない。
坂出駅へ徒歩で向かっていると、何やら立派な施設が見えてきた。
地図を見ると鎌田醤油の蔵元、と書いてあったので行ってみることに。
なんか見たことあるロゴだなあと思っていると、これは、あの有名なだし醤油…!
あなた香川の人だったのね…!
直売所とやらがあったので寄ってみた。
リニューアルオープンして1年もたっていないらしくぴかぴかのほやほや。
中には醤油以外にもだしぽん酢やめんつゆなど色々な種類があって味見もさせてもらえる。
紙パックでサイズも小さく、お値段も400円前後なのでこれはお土産に最適。
定番のだし醤油以外のものをいくつか購入して満足満足。
軽くお腹もいっぱいになり、とりあえず座りたいので休憩がてら電車に乗って琴平へ。
乗り放題きっぷはこれができるので旅先では大活躍。
のんびりした景色を見ているとうとうとしてしまい、気づいたら琴平駅に到着していた。
時間はまだ13時半、以前も行ったことのあるうどん屋、セルフうどんいわのやに向かってみた。
こんぴらさんのふもとにあって、前回は参拝後に食べに来た。汗だくで疲労困憊の体に染み渡るだしと麺の食感が最高だった記憶。
麺は餅かな?というくらい硬めの太麺で、食べ応えがある。ちくわ天も美味しい。
香川のちくわ天はなんでこんなに美味しいのか。
今回もしっかり丸亀城の疲れを癒してくれた。ここに来るときはいつも熱中症予備軍の状態。
食べながら考えていたのだけど、この午前中から昼過ぎまでという営業時間と、ほぼワンコインで食べられるお手頃感、店によって麺や食べ方、トッピングの違いを楽しめる感じ、これもうほぼタコスなのでは??
主食でもあるしおやつ感覚でもあって、天かすやしょうがを乗せてセルフで味変もできる。
完全にタコスと同じ文化だ。まさかこんなところに共通点があったなんて。
うどんとタコスの文化は同じなので、香川県はもうメキシコだ。
なぜ自分がこんなに香川にはまっているのかがなんとなくわかった気がした。
3軒目のうどんを食べ終え、今日のうどんはひとまずおしまい。
大好きな琴電に乗って高松へ戻る。
ことでんはいい。コンパクトでゆるやかでかわいい。市電感があるのもいい。
ホテルに向かう前に、少し甘いものを食べてもいいかも~という気分になり、瓦町で下車。前回はアイスビストロヒライに行ったので、今回は違う店に。
商店街の中にあるジェラート屋で小休憩。
ここまでで10km歩いていた。結構疲れていたので甘いものが染み渡る。
まだ15時半、一旦ホテルへ向かってチェックインし少し仮眠をした。
朝が早いので一日が長い。まだまだ一日目は終わらない。