役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

にわか雀士の夢

最近、朝起きると何かいいにおいがする。
いつも寝る前に香水をつけるのだけどそれとは違う。
自分の体臭がなんか甘いにおいに変わったのか??と思っていたが、今日においの元にやっと気づいた。

キャンドルだった

夫が死者の日あたりにおみやげで買ってきたマリーゴールドのキャンドル。
受け皿もなくむき出しでビニールに入れられたものをベッドサイドに置いていたら、じわじわと香りを発していた。
この香りが花の香りかどうかはわからないけど、一瞬でも自分発信では?と思ったのが恥ずかしい。

 

例の毒殺イベント以来Gは一匹も出ていない。
でも油断大敵だし、いるかもしれない、という気持ちは常に持っておきたい。
それにあの日々以来、自分の視界が広くなった気がする。思いもよらない能力を備えることができた。ただ、これをどこで生かすかが当面の課題。

 

いい加減暇になってきた。
寝る時以外にベッドでごろごろするのが苦手で、基本ずっと椅子に座っている。
日中はコーヒーを淹れる以外の用事がないので部屋が汚れることもなく、掃除のチャンスすら奪われている。
少しだけスペイン語を勉強し、余った時間はずっと麻雀ゲームの雀魂をしている。
人間の究極の省エネライフを突き詰めると麻雀に行きつく、という説を誰かが水ダウあたりで発表してもおかしくないと思っている。

コロナ禍で何か新しいことに挑戦したいと思い、麻雀のルールを覚えた。
いざ覚え始めると結構頭も使うしアプリで対戦できるのでお金もかからず、まんまとはまってしまった。
ただルールも役も覚えたのに、実はオンライン対戦しかやったことがない。
実際に麻雀牌を触ったこともないにわかは、いつかメキシコで雀卓を囲みたい、と無謀な夢を抱いて暮らしている。

 

春雨スープ用に買ったもやしを使わないといけないので、晩ご飯はビビンバ。

なくならない春雨スープ

毎日もやしに攻められている。一人でもやし300gはなかなか減らない。
ビビンバ用のナムルと豚ひき肉は2人分できてしまったので翌日も同じメニューになることが決定。

もやし鍋もしたいけどニラや豆腐のない鍋で満足できる気がしない。
日本では他の野菜が高騰した時でも比較的価格が安定しているのでかさ増し要員として活躍することが多いもやしだが、実際高級品になってももやしを求めてしまうことがわかった。もやしにしか埋められないアジア感が存在する。

 

あととても暇なのでもやしの根切りはとてもいい時間つぶしになる。
もやしと麻雀は、異国における暇人の最強の味方です。