役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

アボカド見極め師への道

そろそろタコスが食べたい。
最後にタコスを食べてから2週間くらい経っている気がするのでさすがに禁断症状が出てきた。

ちょっと前までは寝る前にスパイスカレーの動画ばかり見ていたのだけど、タコスを欲し始めてからはメキシコ料理の動画にシフトした。
カレーもメキシコ料理も基本はタマネギ、トマト、にんにく、唐辛子はマストなのでこのあたりの材料は常にストックしてある。
にんにく以外は、日本にいた頃には考えられない野菜のメンツ。

トマトにいたってはメキシコに来るまで自分で買ったことがなかった。
生トマトが苦手で、それは今でも変わらないが、ずっとトマトペーストなどで代用してきたのでトマトの値段というのはよくわからない。
でも小さいの3個で5ペソ(約40円)は安い気がする。
トマト嫌いの典型的な《熱したトマトはいける》というタイプだが、その先の生トマトは一生無理な気がする。あの酸味は克服できる気がしない。

 

一応、留守番中は節約がんばる!と言ってしまっているので買うのはなし。
だからと言って一人分のタコスを作るのは割に合わないので、我が家でスパルタスープとして名高いソパデトルティーヤを作ることにした。

tofumaiz.hatenablog.comスーパーでアボカドとエパソテ(アリタソウ)を購入。
最近アボカド見極め師の能力が低下してきていてどれを触っても自信がない。
気持ちやや硬いのを選んでみた。少しだけ反発があって、黒過ぎないもの。
これが当たりアボカドでありますように。
エパソテはいつも野菜を買うスーパーでは10cmくらいの小さいものしかないのに、他のスーパーではほうれん草サイズのものがあった。これこそ動画でもよく見る正しいエパソテだ。今まで買っていたものは一体…?

今回は唐辛子も野菜もフライパンで結構しっかりめに炒めてミキサーにかけてみた。
ミキサーを使うのもだいぶ慣れてきたので楽しい。
トルティーヤのパリパリも、粉からこねて焼いて切って揚げる。

5円分くらい

主食がこんなに安いのは本当に幸せなことだと思う。
手間はかかるけど、それも楽しいし何より美味しい。1kg20ペソの粉に助けられている。

 

揚げている間にトッピングの準備。
ドキドキのアボカド、今回はとても当たり。今までにないくらいの綺麗なアボカドでうっとりした。

見た目も◎

相変わらず美味しい。というか今まで一番の出来かもしれない。
なんというか奥深い味になった。
先に野菜を炒めたこと、立派なエパソテが手に入ったこと、色々勝因はある気がするが一番は当たりアボカドを買えたことな気がする。

ただ大きな誤算が一つ、よりタコスが食べたくなってしまった。もう夢に出てきそう。