役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

海外からポン酢レビュー

待ちに待った洗濯の日。
前日はまたもやどしゃ降りの雨だったがすっきりと晴れ、風もある。
張り切ってバスマットなどの厚手のものも洗った。
洗濯ができただけでこんなに解放感が得られるとか、なんていい国なんだろう。

 

気分が良いので晩ご飯は餃子を作る。
皮から作る餃子はまだなんとなく特別なことをしている、という感覚があって結構エネルギーを使うので、少しでも心配事などがあるとしんどさが上回ってしまう。
最近は虫も出ないし、洗濯もできて心に余裕がありまくっている。
これは餃子作りへの道筋が照らされている。

 

豚ひき肉が思っていたより少量しかなかったので牛ひき肉と混ぜて合い挽きで作ることにした。
ただそうするといつも作っている20個分の分量を大きく超えてしまう。
肉だけで計算しても1.5倍。30個、一人15個。
食べれなくはないのでフライパンに入りきらなかった分は水餃子に。

毎日食べすぎて体が重い、と後悔をしているにもかかわらず同じ過ちを繰り返そうとしている。食べすぎという行為には後悔を超える背徳感が存在していて、そしてその背徳感は、残ったら冷凍するといい、という当たり前の選択肢すら忘れさせる力がある。

 

ぴったり30個の餃子と、小さな皮が1枚余った。
ちなみに皮は1枚分を6gで作るとちょうどいい薄さになる。
フライパンには24個みちみちで乗せて、残り6個+皮1枚は水餃子行き。
少し残っていたもやしとにんじんに鶏がらとごま油を入れた簡単スープにポチャン。
餃子が焼かれるにおいとスープのにおいで食欲はMAX。餃子15個食べるけど、もちろん米も炊いてます!

見た目はさておき

もりもりの焼餃子に優しい水餃子。
いつものようにニラのかわりにパクチーを少し入れたのだけど、水餃子にするとパクチーの風味がダイレクトにやってきて少しエスニック感が増していた。
あと豚ひき肉のみの方がジューシーさが強くて、今後は多分混ぜないと思う。

そして焼餃子につけるポン酢に違和感。
いただきものの何やら高級感漂う日本のポン酢なのだけど、先日のとんかつソースと同じように少しだけ発酵したようなにおいがする。
開けたては水炊きなどにも合いそうな、さわやかな柑橘の香りが広がって感動していたのだけど、さすがに2024年2月で賞味期限が切れているので美味しさはキープできなかったらしい。


これは湯豆腐とかシンプルな素材の鍋にも合いそうなのでもし近くで手に入るなら試してみて欲しい。香りの効果もあって食欲増進。
結局30個の餃子はあっという間になくなってしまった。
海外にいるのに日本にいる時に知らなかった商品に出会えるとは思わなかった。

 

悲しいのは次に手に入る見込みのないものが腐っていくという現実。
美味しいうちに使い切らないとというプレッシャーも抱えながら、今後もせっせと小麦粉を捏ねます。