新しく越してきたお向かいさんが刺激的すぎて動揺している。
手始めにむちんむちんのバニーガール姿で衝撃を与えてくれてから程なくして、昨日はフレディーマーキュリーみたいなレオタードのような水着で出かけて行った。
なかなか豊満でいらっしゃるので、横から乳は丸見えだし背中には何か文章のタトゥー。そして明るい時間によく見ると思ったより若くない。
二の腕はたるんでいるし、肌もハリがない。なんなら年上かも?と思うくらいだが、たとえ同世代だったとしてもバニーガールの格好はしない。
自分の持っている価値観とか常識が、見るたびに壊されていく感覚がある。
今日はかなり大きめなスーツケースを車に積んでいた。
部屋もからっぽになったような感じなのだけど、もしかしたら数日間の滞在だったんだろうか。ここってそういう使い方できるの??
最近、卵焼きの研究を始めた。
毎日の昼ご飯は簡単に小麦のトルティーヤにチーズを挟んだものを2枚と前日に残ったスープなどで済ませていたが、量もカロリーも完全に足りていないので夕方になるとエネルギー切れしてしまう。
卵は早めに使った方が良いし、たんぱく質も摂取できる。少し時間はかかるけど、味の研究も兼ねてしばらく作り続けてみることにした。
日本にいた頃に作っていたお弁当の卵焼きは、卵一個で味付けはくばらの白だしのみだった。
実家は昔ながらの砂糖たっぷり甘めの卵焼きでそれが当たり前と思って過ごしていたけれど、血糖値を気にし始めてからくばらの白だしに変えてみたら冷めても美味しくてびっくり。むしろ冷めてからが美味しい。
同じようにこっちに来てからも白だしで作ってみたら、何か味が全然違う。
使っている白だしは賞味期限の切れたヤマキのもの。
何度か試してみたが結論としてはヤマキの白だしで作る卵焼きが美味しくない、ということに気付いた。
実際はそこまでないんだろうけど、おそらくメキシコの卵、油との相性がめちゃくちゃ悪い。
そもそも卵自体が日本のものほど美味しいわけではなく、味の濃いサルサと合わせて使われることが多いからなのか味がすごく淡泊。
あとサラダ油も全然気にならない人もいるんだろうけど、香りと風味がきつい。はじめの頃は日清リセッタからの味覚の切り替えに苦労した。
素材の味を生かすことの多い繊細な和食には油が邪魔をしすぎている。
ここからしばらくは、組み合わせの最適解が見つかるまで大~きなフライパンで小~さな卵焼きを作り続けることになる。
晩ご飯は大好きエンチラーダ。
最近はまっているじゃがいもとキャベツのチーズ焼きも添えて、炭水化物のお祭り。
メキシコ料理になると、たとえ油をたっぷり使ってもさほど気にならない。やっぱり食材との相性があると思う。
このようにして、和食の出番はどんどん減っていくのです。