役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

美化委員会報告書

朝なかなか起きられないのはいくつになっても変わらない。
居候中の家は小さい子どもがいるので朝が早く、6時台から動き出す。
もちろん6時台は無理なのでどうにか7時半まで寝させてもらっている。
そして起きてもなかなか頭が働かない。

朝ごはんは食べても食べなくてもいいので、ついでに作ってくれていたら食べている。
こどもたちからしたら、夏の間だけいるなんだか触れたくない存在の謎の家族、みたいに感じているかもしれない。その通りだぞ。

 

さすがに昼間もぼーっとしているわけにはいかないので、洗濯をしたあとに風呂場の掃除をすることにした。
小さい子どもが2人いるので、風呂場のしっかりめの掃除はできていないらしい。
排水溝が何やらくさい、という悩みをいただいたので結構深いところまでガツンとやることにした。

まずはシャンプーやボディーソープのボトルを洗う。
意外とこの底の部分に残ったぬめりが臭いを放っていたりする。
ラック類も綺麗に洗って、あと床の隅の方の水垢も綺麗にした。

次はメインの排水溝。
ヘアキャッチャーのその先の、排水トラップ部分まで開けてみると、しばらく放置されていたであろう状態だった。
ビニール手袋をつけ、水切りネットを網がわりにして石鹸カスをすくっていく。
そして奥の方まで手をつっこみ、こびりついたヘドロ状の物をこそぎとる。

最初はさすがにOh...!という状態だったが、途中からは《絶対ピカピカにしてやるんだから!》と特に経験したことのない美化委員の精神が芽生え、ひとつの水垢も許さない心持ちで格闘していた。

仕上げはキッチン泡ハイターで各所除菌、とどめのパイプクリーナー。これでしばらくは持つだろう。

 

確実に嫌なにおいがなくなってすっきり、と思いきやまだ何かかび臭い気がする。
風呂場中をクンクン嗅いで回った結果、家主が使っているボディタオルがにおう。
かなり年季が入っているボディタオル、確かにここの横に座った時にいつも違和感があった。

即座にバケツにオキシクリーンを入れ、熱湯をぶっかけ消毒。
正直買い替えた方が、と思ったが多分何を言ってもこのまま使い続ける気がしたので強引にも洗わせてもらった。

風呂掃除三種の神器

友人に、居候宅の風呂場の掃除をしたら日向夏くらいのヘドロとれたよ!という話をすると「人んちの風呂掃除するとか、あなたはNPOか何かか?」と言われた。
まあ自分も使っているし、お世話になっている身からしたら他にも何かできることはないかと思っているほどだ。

 

リノベーション済のお風呂なのでもともと綺麗な方だと思うが、自分が水回りに関してやや潔癖な部分があるので色々気になってしまう。
次は実家の風呂を徹底的にやりたい。
せっかく日本のバスルームはピカピカでそれはそれは凄いことなんだから、できればもっと綺麗に使ってほしい。

以上、美化委員からの掃除報告でした。