役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

香川が悪いわけではない

まだまだ続くうどん旅。まだ初日が終わらない。
うどん旅①
うどん旅②
うどん旅③

 

ホテルで仮眠し、19時過ぎに再度出発。
おなかすいたーの状態には程遠いが、何も食べないというわけにもいかない。
初日の夜は気になっていた骨付鳥の店へ。

骨付鳥 蘭丸

去年泊まったゲストハウスの方が、ここも人気だけど女性にはちょっと味が濃いかも、と言っていた。
せっかくなのでどんなもんかと行ってみた。

19時半頃だったのでまあまあお客さんが多く、外で待ちが2組。海外のお客さんも多いようだ。
名前を書いてしばし待つこと20分程、テーブルでもいいですか、と言われ中に入る。
通された席は6人席のテーブルで、「カウンターあいたら移動してもらっても…?」と聞かれたのでもちろんと答える。

寂しすぎる

テーブルの余白の持て余し感半端ない状態でひとりビールを飲む。
注文したカツオのタタキが来ると同時に、相席のテーブルにうつれるかと聞かれた。はいはい~と早々に余白とサヨナラ。

カツオのタタキ

うつったテーブルは横にサラリーマンの二人組。
カツオのタタキをつまみながら、どうしても耳に入ってくる会話がエベレスト級につまらなくて、一気に香川の評価が下がった。

ただ話を聞いていると、研修か何かでたまたま香川に来たような雰囲気で、意気投合したので飲みましょうか的な浅い付き合いの二人組ということがわかってきた。
香川は悪くないのかもしれない。

聞くつもりはないけど、距離的にどうしても聞こえてしまう。
特に面白くなかった話題は
「よく飲むお酒は」
「会社に遅刻したことがあるか」
「今までの女性遍歴は。年上派?年下派?」
新入社員くらいの年代なら許せるが、どうやら二人とも30近いらしい。
凡庸な内容すぎて全然酒のツマミにならない。
旅人としてはもっと刺激的な内容が欲しいのに、社員食堂で行われているような雑談すぎて全然お酒が進まなかった。
こんなことなら余白と一緒の方が良かった。

骨付鳥(ひな)

親どりとひなどりがあるのだけど、いつも食べやすいひなどりを注文している。
はさみでチョキチョキ切りながら食べる。
このアルミ皿の感じもなんだかメキシコ感がある。もう姉妹都市でよくない?

確かに味付けはかなり濃いめ。胡椒たっぷりのスパイシーで、本来であればお酒にアウ~!な味のはずなのに、あまりにも疲れていることと隣の話の無内容さで結構苦戦してしまった。

もちろん香川は悪くない。