役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

だらしない赤ペン先生

絶賛具合が悪い。
山口の友人宅から義弟宅へ移動し、すぐさま実家に戻ったのだが、ずっと頭痛、目の奥痛と闘っている。

ここからしばらくまた実家で自堕落な生活をする予定なのだけど、体調不良により自堕落のレベルを超えている。
特に喉の痛みや鼻水が出ている、ということはない。ただ朝になると目と鼻の奥がズンズン痛み、ちょっと家事はできませーんという状態になっている。

 

薬を飲めば1時間くらいで楽にはなるのだが、朝だらだらしてしまうとそのままソファでとろけるように一日を過ごしてしまう。
あと実家というのは玄関マットあたりに《だらしなくな~る》みたいな謎の薬が撒かれていると思う。本当に何もしなくなる。

高校野球を見ながらソファでゴロゴロして、用意された昼ご飯を食べ、軽く昼寝をして、高校野球を見て、プロ野球を見て、あら、夜です不思議!

 

ごろごろしている間に、友人経由で編みぐるみの質問が来た。
本に書いてある内容がわからない、とのことだったので、少しだけかみ砕いて説明をすると「なるほど!と言ってる」という返事。本当に飲み込みが早い。
途中経過の写真も来たので、『ちゃんと均等に編めるようになっているし、その調子!』と赤ペン先生っぽいコメントを返しておいた。赤ペン先生はいつでも褒め上手。
仕事している時に心にセルフ赤ペン先生を宿していると、業務で行き詰った時に楽だったのにな、と今更考えた。まあ実際働いている時はそんな余裕なんてない。

おたま

昔作っていた編みぐるみがリビングの棚にしぶとく置いてあった。

学生時代、これを大量に延々と作っていた。
編みぐるみの初手として、このおたまをつくるのはとてもおすすめ。編み方の練習にもなるし、できあがりがまあかわいい。

メキシコでも編みたいなあと思い、夫に毛糸屋の有無を聞いてみたが、見たことない、という返事。
かぎ針1本さえあればなんとかなるか?と思っていたが、毛糸がないなら何もできない。

メキシコの民芸品で、アニマリートという羊毛のぬいぐるみがある。
メキシコらしい色使いと独特なデザインと表情がとてもかわいい。

アニマリート in 実家

畳に似つかわしくない配色で元気が出る。
グレーの体に蛍光ピンクや蛍光イエローを合わせる感覚はさすが。
このセンスには完全に敵わないので、日本にいる時にちまちまやるくらいの方がいいのかも。

赤ペン先生は早くも向上心を失いつつあります。