役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

色々気にならなくなる国

元々あんまり気にする方ではないと思うけど、本当に気にならなくなってきている。

例えば身だしなみ。働いていた頃は一応人と接することの多い仕事だったのでそれなりに気を使っていた。年齢があがるとともに気にするところも増えてきてお金もかかる。
季節に合わせた服装をして、もちろん毎日同じじゃいけないし、と言っても流行りを追いかけるタイプではないので、長く使える良いものを買うようにしていた。

海外で暮らす、となった時に人の目を気にして買っていた服は全て不要になった。
仕事用の服はもちろん、いつか使うかもしれない、ととっていたきれいめの服も全て不要。
断捨離したい人は海外で暮らすなら、で考えたらいいのかもしれない、と思いながらありとあらゆるものを処分してきた。

今は快適で乾きやすくてなんか明るい感じで汚れても大丈夫な服、があれば大丈夫。明るい感じ、というところで少しだけ個性が出ればいいと思っている。

 

きちんとしていないといけない日本は、安心できる部分もあればめんどくさいことも多い。
もちろん日本のモノ・サービスの方がちゃんとしている。ただ使う側が気にしすぎていることが多いのかもしれない。漠然としているけど、今思えばみんな大変そうだな、という感じだ。

気にするにこしたことはないけど、日本は気にしすぎて結局人のせいにすることが多い。そしてそれを口にする人が増えてきたように感じる。結局それがなんだか窮屈になってしまった。

 

日本が嫌で海外に来たわけじゃないけど、思いのほかメキシコは暮らしやすい。日本のクレーマーのようにいちいち文句を言う人もいないし、何があってもだいたい受け入れるし、今のところは穏やかに暮らせている。というか気にしていたら身が持たない。にわとりと犬が共存してても全然驚かない。

 

先日スーパーで調理用に生クリームを買ってみた。
いざパスタに使おうと思ってあけたら、ヨーグルトのような見た目の固形。におってみると明らかに酸っぱい。完全に腐っている。

さすがにこの国は少し気にした方がいいと思った。

これ腐ってんな、っつってちゃんと捨てました