役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

60%の壁

湿度が60%以下にならない。

いくら寒くても暑くても、常にエアコンはドライ設定にしてシーリングファンもずっと回しているのに、60%以下になっているのを見たことがない。

 

雨の日ならまだしも、30℃超えの晴れの日でも家の中はカラッとしない。
エアコンの性能も信用できない感じで、ドライにするとめちゃくちゃ水滴を落としながら稼働している。今も汗だくだ。
その水のせいで更に湿度が高くなっているのでは??

TANITAさん大活躍

温度的にはまあまあ快適。
ただ、お湯を沸かしたり、風呂上がりなどは一気に80%を超えてしまう。
もう息苦しくてしょうがない。

 

おかげで、部屋中の布が全てカビ臭くなってしまい、ついには日本から持ってきた麦わら帽子もところどころにカビが。
捨ててもいい、使い古しのものしか持ってきてはないけど、やはり持ち物が傷んでいくのは許しがたい。
洋服やタオル類は定期的に洗濯したり干したりして努力はしているが、悲しいことに買い物用のエコバッグもカビ臭くなってしまった。

 

除湿剤(水とりぞうさん的な)をいくつか買って寝室においてみたら、ものの一週間で溢れんばかりの水がたまっていた。
1個350円くらいするのでまあまあ高いし、だいたい一部屋に3つ置いても追いつかない量の湿気ってどういうこと。

 

おそらく設計時に換気扇の設置や通気性を考慮した窓の配置をするだけで解決するような気もするが、その場しのぎの国なので無理な話だ。

 

そしてここ数日、日中は気温が30℃を超える日が多い。
すると出てくるのが  だ。

日本と同じ種類の蚊のようだが、なぜか攻撃性が低いような気がする。
すごい量の蚊が足のまわりを飛んでいてもなぜかあまり刺されてないのだ。

ついでにすごく弱い。条件反射で蚊がいたら叩いて殺してしまうのだが、俊敏さもないため簡単にやられてくれる。飛んでいるのを片手で握りつぶせるレベル。

 

蚊はすごく多いと聞いていたので、ウナ、ムヒ、キンカンの3種類を持ち込んだ。
ただ、あまりにも被害にあうことが少ないので出番がない。今のところひどいじんましんの時に活躍する方が多い。
このペースだとあと5年は持つと思う。

 

まあ、蚊は生態系の話なのでしょうがないとしても、湿度問題は解決できる気がするのでなんとかならないものかね。。