役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

博多弁を押し通す

ペットシッター1日目

早朝にご夫婦は出発。ごはんは済、とのメモが置いてあったので、まずは散歩からスタート。
前日の夜の散歩に一緒に着いていってだいたいのルートを教えてもらった。
アメリカ人の旦那さんは散歩コースに加えて、《good tacos》のご案内をとても熱心にしてくれてとても助かった。今回の期間中には到底制覇できないくらいのgood tacosを教えてくれた。
前に教えてもらったタコス屋がとても美味しかったので彼の言うgoodは信用している。

 

とりあえず朝は飼い主に教えてもらった道ではなく、犬たちに任せてみることにした。
どうやらいくつかルートがあるらしく、慣れた感じでこっちだよ、と教えてくれる。
このあたりの道については完全に初心者なのでよろしくね~とただ着いていく。

おまかせで歩いていると、町で評判のスイーツ屋さんに着いた。ケーキの他にも自家製パンも売っていて「ここでクロワッサンでも買ったら?」ということだと受け取り、まんまと朝ごはんを購入。
多分、旦那さんもたまにこのルートで散歩してパンを買っているんだろう。教えてくれてありがとう。


ゆっくり歩いて30分くらいの散歩は、普段朝から外に出たりしないのでとてもいい運動だ。
夕方の散歩は、レストランがひしめく人通りの多い道がメイン。
犬たちは顔見知りの店員さんもいるようで、美人のお姉さんになでられていた。いいねえ。

日中は犬2匹はほぼ寝ていた。
外に出たり、ソファでゴロゴロしたり、お昼に寝るのは大家さんちのわんちゃんとほぼ変わらない。
ただ番犬的な仕事はあまりないようなので基本的にはゆっくりしている。

だらだら

色々話しかけてはいるが、いつもは英語で話しかけられることがほとんどのようで、多分自分の博多弁が全く伝わっていない気がする。
「眠いと?」「外に出ると?」とか何も意味わかってくれてない。犬に向かって慣れない標準語使うのも何か恥ずかしいので、申し訳ないけどこのままいかせてもらう。
(sitとかwaitとかshakeとか、しつけで使う単語はちゃんと使ってみている)

 

夕方くらいになるとしばらく飼い主が帰ってこないことに気づいたのか、一気にテンションが下がっていく犬達。何言ってるかわからない人間が偉そうに部屋にいてごめんよ…。

晩ご飯はキッチンと少しの調味料をお借りしてパスタ。

持参したにんにくと鷹の爪

半年ぶりのガスのコンロでテンションが上がった。
IHの火力調整もだいぶ慣れたけどやっぱりガスの方が料理してる感じがある。
キッチン用品もたくさんあって、見るだけで楽しい。
自分は服を買うよりキッチン用品を買う方が心が潤うタイプだと再確認した。

 

食後は犬たちにおやつを与えたり遊んだりして眠くなってもらうのを待つ、予定だったが、人間の方が先に眠くなってしまい早々とベッドへ。
飼い主がいない不安なのか遊び足りないのが不満なのか、何度も寝室へやってくる犬達。
「まだ寝らんと~早く寝り~…」と絶対伝わってない言葉でなんとかしのいだ。
あと3日。博多弁の素人ペットシッターがんばる。