役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

夏の終わりとせいろむし

今年も夏が終わった。
夏の高校野球が終わればもう秋が来る。
いくら暑くてもまだ夏休みであっても、もう夏の役目は終わり、秋です。

九州勢の頼みの綱、神村学園は前年に引き続きベスト4。ご立派。
去年現地で聞いたブラスバンドは今年も健在、試合に緊迫感と重厚感を与えてくれていた。またいつか現地で聞きたい。

今年は低反発バットの影響か大きな当たりが出ないことで得点自体が少なく、高校野球でよくある流れや勢い的なものが生まれにくかったように思う。そのかわり緊張感のある試合が多かった。
なんというか、ほんとに守備は大事。

 

日本で食べておきたいものリストを慌てて消化中。
実家にいると全然出かけないのでここ数日はかなり滞ってしまっている。
ジャンク系のものから、前に住んでいた家の近くの通っていた居酒屋、ラーメンも全然足りてない。
正直体重も激増して若干満足している感もあるので、どうしてもというものだけに絞っていこうと思う。

高校野球決勝戦を見終えたあと、両親に頼み込んでちょっと遠出をしてもらうことにした。
遠出といっても、車で1時間くらい。

いざ、うなぎ

去年も両親と来て、美味しかったので再リクエスト。
福岡でうなぎと言えば柳川が有名で、毎年夏に柳川に行くのが恒例行事になっていたが、なぜか行く度に電車が止まるレベルのゲリラ豪雨に見舞われるためなんとなく相性が悪いのかもと思っていた。
去年父の薦めで柳川とは違う場所にあるこのうなぎ屋に行ってみたところ、天気も良いし甘めのたれで美味しいしですっかりはまってしまった。
行ったところが晴れているともれなく好きになる。同じ理由で香川県も大好き。

 

駐車場には車がたくさん停まっていたが、ランチには少し遅めの時間だったこともあり待ちもなく入れた。
贅沢にも瓶ビールと茶碗蒸しも注文。

せいろむし

あっつあつのタレがしみ込んだごはんと一緒にふっかふかのうなぎをかっ込む。
「あつーーーうまーーー」とつい声が出た。
福岡ではうな重よりはせいろむしを看板メニューとして出している店がほとんど。
観光地の選択肢が少ないかわりに食の選択肢は山ほどあるので、福岡旅行の際はうなぎのせいろむしも候補に入れて欲しい。移動で時間もつぶせるので一石二鳥。

 

母の分のごはんも少しもらったため、ここ一カ月では一番のオナカイッパイ状態。
外気温は37℃、帰りの車は暑さと満腹感で息切れしていた。
なかなか両親だけではわざわざ食べに行くことはしないようで、次帰ってきたらまた行くかーという話になった。
次も晴れますように。