役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

ロマンス詐欺よりベランダ掃除

汚れの蓄積というのは一朝一夕ではない。
なので、その都度汚れが発生、もしくは見えた時に綺麗にする仕組みづくりが大切。
そのためにも掃除がしやすい環境にしておくのが良い。

ということに気付いたのも本当に最近のことで、昔はそこまで気にしてなかった。
生活の中心がほぼ《暮らし》になった時点で、元々何に使っていたかわからない時間を掃除に充てている、という感じ。

 

掃除についてこんなに考えているのは義弟宅で求められる継続的に発生する掃除という任務のおかげだ。
約3週間程留守にしていただけなのに、既にほぼ元に戻っていた。

特にベランダ。
一カ月前にピカピカにしたはずなのに一週間ほど前に「もう詰まってるよー」と報告があった。

tofumaiz.hatenablog.com

どうして。
あんなに苦労して掃除したのに、またもやヘドロがびっしりになっていた。

見覚えがあります

ヘドロが浮いているのは半分くらいだが、ヘドロは確実に両隣の溝からの漂流物である。
台風がすぐそこまで来ているし、やるなら今しかない、と慌てて掃除を始めた。

 

排水溝周りには前回同様、虫の死骸や全く育たなかったベランダ菜園のオクラの葉っぱが浮いていた。
心を無にしてビニール手袋でゴミを拾う。
エアコンの室外機のドレンホースからの水の痕もピンク色になっていて、そこもデッキブラシでごしごし。
前回よりは汚れの層が浅いため時間はかからなかったが、どうしても隣部屋の排水溝が詰まっているのが見えてしまい、これでは永遠にヘドロが流れてくる、と悲しくなった。

ずっとこのままでいて欲しい

すっかり綺麗になったので、どんな大雨が降ってもさすがに一週間はもってくれるだろう。
そもそもここが詰まり始めたらすぐちょちょちょーっとデッキブラシで掃除すればいいだけなのに、本当にこのマンションの住人はベランダ掃除への無関心がすごい。

エントランスの掲示板に『ロマンス詐欺に気を付けて!』という張り紙があったが、割と年齢層が高めのこのマンションで訴求すべきは絶対にそれよりも『ベランダ掃除の必要性!』だ。
もし機会があるならば全住民を集めて講習会を開きたいくらい。

ベランダ以外にも、風呂の排水溝もしっかり元通りに汚れていた。
風呂場のカビの原因は換気不足だと思っているのだけど、有識者の方いかがでしょうか。
実家も確実に換気時間が足りてなかったので、何よりも換気を優先せよ、と注意しておいた。

各ご家庭で掃除をして、ひと通り終わったかと思っていたがまさかの二週目に突入してしまった。
心残りなくメキシコに帰れるかとても心配。