役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

ただの物欲の権化

死者の日が近いからか大家さんの親戚が続々と集まってきた。
いつもの優しそうなおじいちゃんおばあちゃんも来たので、わんちゃんも嬉しそう。
メキシコはここから年明けにかけてイベント尽くし。

tofumaiz.hatenablog.com

晴れの日も増えてきたし、平和で穏やかな日々で最高。

 

着々とカレーに必要なスパイスを揃えている。
新しい動画を見るたびに聞いたことのないスパイスが出てきて、その都度名前を検索し、英語からスパイン語に翻訳し、果たしてそれがメキシコ内に存在するかを調べている。

ここ数日で覚えたのは、オールスパイス、マスタードシード、フェヌグリーク、カスリメティ。
オールスパイスはいろんなスパイスのミックスかと思っていたら、そういうスパイスの一種だった。今までのスーパーのスパイスコーナーで見たことないなあと思って必死で調べていたら、いろんな名称があることがわかった。

es.wikipedia.org

スペイン語だけでもなんと9種類の呼称があるらしい。dioica、tabasco、chiapas、gordaなどなど。国や地域によって違うんだろうか。せめて大陸別で3種類くらいに統一できなかったかな。

このページの画面を開いてスーパーに探しに行った。この地域では一体なんと呼ばれているんだ。

正解はタバスコ

よくよく調べたらオールスパイスはメキシコが有名な産地らしい。なのに紛らわしいタバスコとかいう名前で売ってやんの。わかるもんか。しかもこれとは別にタバスコペッパーという唐辛子も存在する。
産地としてしっかりプライドを持って統一した名称で全世界に広めて欲しかった。おかげでオールスパイスとかいうぼんやりした名前で知られるはめになっている。

ちなみにこの量で8.9ペソ(約70円)。スパイス系は基本安く手に入るのでこれは嬉しい。
本当はこのパウダーも欲しいところだが、残念ながらパウダーは置いてなかった。今のところ麺棒とかで粉砕して使うしかない。
ということで今度はスパイスミルが欲しくなっている。人間の物欲は連鎖するので怖いね~。

マスタードシードは頑張ればどこかにありそう。都会に行く前に知りたかった。
フェヌグリーク、カスリメティはおそらく手に入らないと踏んでいる。
フェヌグリークというスパイスの葉っぱがカスリメティ。日本でよく行っていたカレー屋さんでも使われていたが名前までは知らなかった。
これはインドが産地のようなので、さすがにこの田舎には届いていないだろう。

 

ちなみにここまで結構な種類のスパイスを一気に揃えたが今のところイメトレ止まり。
さっさとカレー作んなさいよねっ。