役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

名勝負は後半に

昨日のセンバツ、第1,2試合を見たがどちらも名勝負だった。
特に第2試合の青森山田vs広陵は、前半までの膠着状態から一転、後半は点が入れば都度追いつくという見ごたえのある展開。
最後は延長までもつれこんだ。

 

どちらを応援するか、と言われるとだいたい地元に近いチーム、になってしまうけどこの試合に関してはもうどっちでもいいから頑張れ!となった。

勝った青森山田のエースが泣き続け、負けた広陵のエースは悔しさを噛み殺して無表情。
緊張する場面やいろんなプレッシャーから逃げるように生きてきた身としては、自分が同じ状況になったらどういう感情、表情になるか想像がつかない。

 

最近では退職を申し出る時はなかなか緊張した。あと初めて走るフルマラソンのスタート直前。久々におえー、となった。緊張、というか練習不足すぎて未知の世界への恐怖。

勝負事関係で思いつくプレッシャーは、職場のボウリング大会くらいだ。
なぜか毎回優勝候補チームとしてエントリーしていたので何かしらの景品をもらえるよう頑張ってはいたが、特に勝ち進むシステムでもないし、チームの期待を背負っているわけでもないので全然比べ物にならない。例に出すのも申し訳ない。

 

あとタイブレークは胃に悪すぎる。
強豪校の選手達はこの胃に悪い状況に備えての練習を幾度もこなしていると思うと、胃壁とかガッチガチなんじゃないかと思う。
自分は考えうる最悪な状況をいくつかイメージして、対応の選択肢を増やすことくらいしかできない。
「絶対に諦めない」という思考を完全排除。諦めてもいい、という選択肢も入れておけば「なるべく諦めない方がいいから頑張るか」くらいの思い入れで臨むことができる。
体育会系とは無縁の考え方だが、実際サルサソースに負けてしまうくらい自分の胃壁は多分ふにゃふにゃなのでこのくらいでいいと思っている。

名勝負の話から、だめな大人のメンタル話になってしまった。
できれば高校球児には読んでほしくない。

 

胃壁はふにゃふにゃだが、ここ数日は食欲がすごい。
食べたいものがありすぎる系の食欲ではなく、ただ量を食べたい、というデブ的食欲だ。
そういう時は結局パスタになってしまう。

「高カロリーパスタ」と名付けている

ぎょっとする量のオリーブオイル、粉チーズを使う。具沢山のカルボナーラに近い。
レシピはこちらを参考にしている。

www.kyounoryouri.jp

ゆで汁を多めにすると程よい半熟具合になる。
そしてブロッコリーは多めで。脂質への罪悪感をブロッコリーで和らげている。

力がみなぎるメニューなので、これは胃壁ガッチガチの高校球児にもおすすめしたい。
前半は読み飛ばしていいから。

名勝負もレシピも後半にある。