役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

ジャークジャンキー

今日は起きたらやけに体が重い。痛い、とまではないが、扇風機を直当てしたまま寝てしまいました、みたいな重さ。

なんとなくの心当たりは、昨日カティアさんがベッドメイキングしてくれた時にしっかり枕を裏返しにしてくれていて、そのまま朝まで寝てしまったせいか。
もしくは、またしてもビールと塩分摂りすぎ疑惑。

 

昨日はまた友人が遊びに来たので、昼は外食。もちろんビールもセットで。
夜ご飯は少し遅い時間になってしまったので好きなタコス屋さんが開いておらず、Uber的な宅配サービスを利用した。
今まで宅配サービスを使うタイミングがなく、いざ頼もうとすると「あれ、そういえばここの住所知らないな?」と気づき、大家さんに今更「住所を教えてください」と連絡。
約半年間住んでる家の住所を知らなくてもなんとかなる国。

今までに数回持ち帰りで利用しているチキン屋さんにオーダー。
持ち帰りでも軽く30分は待たされるので、空腹の限界になった約1時間後に無事受け取り完了。

THE ジャンク

あまり美味しそうに見えないかもしれないが、この左側の黒いかたまり肉、《ジャークチキン》がとんでもなく美味しいのだ。

ジャークチキンはジャマイカ発祥らしい。何やら色々なスパイスに漬けた鶏肉を焼いてある。結構辛くて何かやみつきになる味。
色々なスパイスの中に、ほんとに違法な何かが入っているんじゃないかと疑うレベルでうまい。
食感はしっとりしていて、煮込み料理のように柔らかい。

あと多分、若干メキシコに寄り添った味になっている気がする。
無駄に10人分くらいつけてくれているサルサソースをつけると甘ピリ辛くて更に美味しい。
付け合わせのパンはガーリック風味で、残ったジャークチキンソースをつけて食べるのが最高だった。
ちなみにフライドチキンはジャークチキンに霞んでしまってあまり味を覚えていない。

この国は今までそこまで興味を持っていなかった食べ物が想像を超えた美味しさでやってくる。
なにもかもが辛い、というイメージがあるが、辛い、の中にかなりの旨みが詰まっている。食べられない!というくらい暴力的に辛いものはあまりなく、旨辛~の域。
(ただしこれはココイチでは4辛が一番美味しいと思っている人の意見です)

カティアさんが掃除してくれて消毒のにおいでいっぱいだった部屋が、一気にジャンクでいっぱいに。
わんちゃん達もにおいにつられて何度も来てしまっていたが、さすがに辛いので余った骨すらあげられない。
君たちは中毒者になるにはまだ早い。