役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

穏やかな心はええバターから

近所の屋台タコス、定期的に行っているのですっかり常連になった。
先日買いに行くと、ちょうど後片付けをしていたところだったので、あちゃー!という顔をしていたら、店員の若い女の子が営業日・時間と電話番号を書いたメモを渡してくれた。
ここにメッセージくれたら予約もできるよ、ということらしい。

そして昨日ついに名前を聞かれた。
スペイン語があまりわからないのを理解してくれているのか、とてもゆっくりと話してくれて助かる。

具がたっぷり

最近はじゃがいもとチョリソーのタコスにはまっている。
トルティーヤ2枚スタイルの店なのでかなりの満足感。

基本ジャンキーな味付けのものが多いのだけど、昨日は特に塩味が強くビールが進んだ。そして同時に塩分摂りすぎて今日はなんとなく体がむくんでいる。
毎回味にばらつきがあるのも逆に楽しみになってきている。
月初なので思う存分タコスが楽しめるの最高。

 

バターを変えた。
近所のスーパーにはメキシコ乳製品最大手のLALAというメーカーの物がメインで置いてあり、値段もまあそこそこなのでこんなもんかと使っていたが、何かちょっと乳くさいというか納得のいくバターの味ではない。
ちなみに日本では普通に四つ葉バターや雪印を使っていて、特にバターにこだわりがあるわけではない。

先日ちょっといいスーパーに行くと、LURPAKというメーカーの無塩バターが奥の方にあるのを見つけた。
LURPAKは、パンに塗るマーガリン的なものを使っていてまあまあ美味しいのでバターがあればなあと思っていたことろ。
値段は1.5倍くらいだが試してみる価値あり、とのことで買ってみた。

赤が無塩、青が有塩

結論としては、バターは良いものを使った方が良い。
全然香りも風味も違う。しっかりバターの味がするようになった。
最近なぜか美味しくできなくてスランプになっていたブロッコリーとツナのパスタも以前の感動が蘇った。
ツナの違いと思っていたが、バターの違いだったらしい。こんなにも違うのか。

 

ちなみにこのバター、お値段は84ペソ(約730円)。
日本ではパン屋のアンデルセンで毎年6月限定で輸入販売しているらしく、1,500円くらいするらしい。

www.andersen.co.jp

バターに1,500円て。そりゃうまいはずだ。
84ペソでも高いと思っていたけど、日本の半額以下なら心置きなく使っていい気がしてきた。
ただいつでも置いてあるわけではない。次見つけたらまとめ買いしておいた方がいいのかもしれない。
ちなみに、なぜこのバターがメキシコで安いのかはわからない。

心に余裕がなくなったら、ええバターに手を出した方がいい。今、とてもいい気分。