役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

タコスはサルサを舐めるための口実に過ぎない

朝になってもわんちゃんはいない。
コイヌが一匹で走りまわっている。かなり寂しいらしく我が家の玄関にカリカリカリカリと爪を立て、思いっきりどついてくる音がする。恐怖。

 

しばらく雨が降らなさそうな気配があったので、スーパーに買い物に行った。
水たまりをよけながら、かろうじて道、みたいなとこを歩く。
雨が降らないことでしばらく忘れていた水はけの悪さを再確認。
このあたりの地域は、道より何よりも先に家や店を建てる癖があるらしく、あとから慌てて舗装したりネット引いたりするので至るところに空白の区画が生まれてしまっている。
まちづくり、都市計画、全部無視!という感じなので、未舗装の場所が多い。結果大きすぎる水たまりができて、人々の行動が制限される。
せめて店の前くらいはアスファルトにして欲しい。

 

スーパーで買ったものは、トマティーヨとチレ セラーノ(唐辛子)。
サルサソース、サルサヴェルデ(緑のサルサ)を作ってみる。
今回もいくつかのレシピを参考にした。

《材料》
トマティーヨ5個
チレ セラーノ2本
にんにく1片
玉ねぎ1/8個
パクチー半束(ひとつかみ分くらい)
塩小さじ1
胡椒少々

まず、チレセラーノはヘタを取り、トマティーヨと一緒にきれいに洗って鍋に入れ、水から茹でる。

茹でる前はとてもいい緑色

茹であがる2分くらい前ににんにくも投入。10分くらい茹でていると明らかに色が変わるのでそのままミキサーへ。
玉ねぎは生の感じが苦手なので、フライパンでじっくり焼きつける。

トマティーヨ、チレ、にんにく、玉ねぎ、塩だけの状態でミキサーにかける。

特に水を入れたりはしない

この時点で既にチレのいい香りがする。
サラサラになるまでミキサーにかけ、途中でパクチーを投入。

あとから入れる理由はわからない

パクチーの風味が好きなので結構多め。あと鮮やかな緑の粒が残る感じにしたい。

サルサヴェルデについては、先に茹でてミキサーにかける方法と、生で混ぜた後に火にかける方法など色々あるらしい。一切火にかけない生タイプのレシピもあった。

できあがり

なかなか良い色、とろみに仕上がった。できてすぐのほんのり温かいサルサソースは特に美味しい。
辛さもちょうど良く、トルティーヤチップスにつけるのに最適。
自作のフレッシュサルサソースの美味しさに目覚めてしまった。


かかった金額は25ペソ(約200円)くらい。
市販の美味しいサルサソースを片っ端から試していくくらいなら、自分の好みに作った方が断然良い。
これでも結構な量できたので、半分は製氷機に入れて冷凍した。

唐辛子のチレセラーノはやみつきになる辛さ。
作ったあとに部屋に遊びにきたコイヌが狂ったように飛び跳ねていたので、何かそうなってしまう良からぬ香りを放っている可能性がある。

チリセラーノ - Wikipedia

自分でも驚くくらい舌がメキシコに染まっている。
早くこのサルサを使ってタコス食べたい。