役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

空に振り回されている

完全に目測を見誤って、干した洗濯物を雨で濡らしてしまった。

年明けから2週間程ずっと晴れが続いた。
そりゃもう洗濯が楽しくて楽しくて、洗濯機を独占して3回転くらいする日もあった。
その洗濯確変モードが抜けきれず、調子に乗ってしまった。

 

先週からまた一気に雨が増えてきた。
降り方は様々、しとしとが続く日もあれば、ゲリラ豪雨のようにザバーッと降り続く日もある。
そしてそれは天気予報ではわからない。どんな雨でも、いつも予報は降水確率40%くらいだ。

空を見ても晴れそうだし、雨も降りそう

おそらく日本人のほとんどは普通に雨が降れば傘をさす。
外出が多い職業の人だと、いついかなる時も折り畳み傘を持ち歩いている人も多いはず。
自分も例にもれず雨に濡れるのがすごく嫌いで、ちょっとくらいの小雨でも傘をさす派。
大体の人は天気予報で「今日は雨です」と言われれば、長傘か折り畳みを持って家を出るだろう。

 

メキシコ人は本当に傘をささない。
なんならメキシコに来ている外国人もなぜか傘をささない。
雨の日に外を出てまわりを見渡すと、自分しか傘を持ってない。
雨がやむまで雨宿りをするか、濡れるか、らしい。

移住するにあたって、長い傘は持ち込まなかった。スーツケースにも入らないし、というか海外旅行に行く時に傘を持ってる人のイメージがない。
折り畳み傘は2本入れたし、現地でビニール傘を買えばいいか、くらいの感覚だった。

残念ながら、今のところ傘を売っているのを見たことがない。
都会に行けばもしかしたらあるのかもしれないけど、日本みたいにコンビニにあるなんてことはない。

そういう感じなので、天気予報というものがあまり求められていない。


日本ではweathernews信者で、外に出る前の雨雲レーダーのチェックは欠かさなかった。
災害レベルで大雨が多い地域ということもあって、電車が止まったり仕事にも影響することもあったので、気象庁のサイトでアメダスや気象データを確認するのも好きだった。

 

今はiPhoneの30分ごとに大きく変わる天気予報に振り回されながら、洗濯物を濡らしてしまっている。
今日は朝起きたら午前中は雨、昼過ぎからくもり時々晴れだった。
ひとしきり雨が降った後、思いっきり晴天になったので洗濯をして干したら、数分後にまた雨が降ってきた。

その時の天気予報は雨に変わっていた。完全に予報が天気を追っている。

 

今は霧雨の予報だがまあまあの晴天。もう何も信じられない。