役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

早起きは足元にご注意ください

久々に早起きをした。

と言っても7時過ぎなので、世の中のだいたいの人を少しだけイラっとさせてしまったかもしれない。

いつもは9時くらいにぼやあ…と起きるという甘やかされた生活をしている。
住んでいる地域は一年中ほぼ夏の気候だが、日の出の時間が意外と遅く7時前後だ。
だからと言って自信満々に9時まで寝ていい理由にはならないが、特にすることもないので早く起きる必要性も感じない。

 

洗濯物が思ったよりたまっていたので、昨日大家さんにランドリールームを使いたいとチャットしたら、「今日は夕方まで掃除のカティアさんが使っているので明日の朝7-9時の間だったらいいよ」と返事が来た。
9時以降はまたカティアさんが使うから使えない、とのことで思いがけず大家さんからの早起きミッションが提供された。

 

昔から早起きが苦手で、朝活などの早起きを良しとする風潮に憎しみすら湧き上がってくるので、本当はそんな早いのいやだ、と言いたかったが鍵を持っている絶対的存在の大家さんに逆らうことはできない。
渋々アラームをかけてなんとか7時過ぎに起床。まだなんとなく暗い中洗濯をし、9時までに干し終えた。

 

いつもは起きる時間なのに、既にやるべきことが終わってしまった。
あまりにも暇なので暑くなりすぎる前にスーパーに買い出しに行くことにした。

 

外に出ようとしたらわんちゃんが転がっている。

踏むよ?

最近暑いからかぐったりしていて、完全にセキュリティ業務をさぼっているので同業者として注意しておいた。


iPhoneの買い物リストを更新しながらスーパーに向かっていたら、再び何か踏みかけた。

またお前かあ

歩きスマホはほんとに危険だと思った。イグアナ踏んじゃった、とか想像したくもない。
あとよーく見ると前方にもう一匹同じポーズをしているイグアナがいる。どう考えてもうじゃうじゃすぎる。

一人でぎゃあっ、となり写真を撮っていたらメキシコ人カップルが後ろでにこにこしていた。
なんとなく、イグアナがいることよりも夢中で写真を撮っているアジア人の方が珍しい、という状況だと理解した。ジャパンでは日常でイグアナを踏みそうになることなんてないので許してほしい。

 

ちなみにこの二匹のイグアナは、コカコーラなどの飲料を管理しているらしき工場に入っていった。やっぱイグアナもメキシコのコーラ好きなんだなあ。

いってらっしゃい

更に歩くとミニサイズもいた。

すごく素早い

このサイズ感は多分いつぞやのタイヤの中にいたあいつだ。
何か食べ物をくわえていた。元気そうで安心した。


A quien madruga, Dios le ayuda. (早起きする人を神は助ける)
スペイン語でも早起きは三文の徳、的なことわざがあるらしい。

早起きは足元にご注意ください、ということわざも追加するべきだと思う。