役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

朝でもあり夜でもある

メキシコシティ−成田の出発時間は午前1時。
ホテルでシャワーを浴びて、念のため21時頃空港に行ったが荷物を預けた後は当然することがない。
メキシコシティの空港はゲートの中も外もほんとに何もない。
すごく無機質で、国際空港のくせにメキシコらしさも足りないと思う。


エアカナダのカウンターの横で、カナダに行きたくないらしい犬がケージの前でワンワン吠えて抵抗していた。
知らないケージだし、飛行機に乗るのもやだよねえ。

 

22時頃に夫はホテルに戻ったので中に入って待つことにした。
保安検査場で手荷物チェックをし、出入国管理デスクというのを探す。
ビザ所有者はそこでパスポートにスタンプを押してもらわないといけないらしい。
27ゲートのあたり、と言われたがどこにも見当たらない。
焦ってうろうろしていると、結構通り過ぎたあたりにポツンとあった。これはわかりにくすぎる。
無事スタンプももらえたので、成田行きの搭乗ゲートへ。


すると、またもや保安検査。
成田行きの搭乗ゲートの前にだけ2回目の保安検査コーナーがあって、手厚いチェックを受ける。
さっき見たやん、と思いながら荷物を通す。

そしてまわりはほぼ中国人。ほんとにこれ日本直行便?

ここまで来れば安心

保安検査を通過したので、ゲート内に閉じ込められたまま何もできない。眠さも限界を迎えた頃にやっと搭乗。
ここから14時間半かけて、ANAさんによる強制時差修正プログラムのイベントが始まる。
乗って45分後くらいに軽食があったらしいが寝ていたのでパス。搭乗20分後にはうとうとしまっていて、あとさすがに夜中の2時にサンドイッチ食べる気にはならない。

果たしてこの帰りの便の食事はどうするのが正解なんだろうか。


後ろの席から変な感じで足が出ているのが目に入り恐る恐る覗いてみると、まさかの後ろの中国人が床で寝ていた。こればっかりは信じられない。
座席の方は3席を独占して1人が横になって寝ていて、その足元には同じように横になって1人寝ている。
倫理観どうなってるんだ。
CAさんから「危険なので」と冷たく注意されていた。

隣の中国人のおじさんは貧乏ゆすり以外はかなり大人しい。更にその隣の日本人の若い男性はタイミングを選ばず汚めの音で鼻を噛むのでその度に奥歯を噛み締めた。食事中はやめてくれ。


ちょうど飛行距離を半分過ぎたくらいで機内が明るくなる。
ついにメインの機内食。現地時間で朝9時、日本時間0時。
どうしたらいいかわからなくなり、とりあえずビール。
朝でもあるし夜でもある。飲んでいいでしょう。

すごく微妙だった

食事は、おそらくメキシコで揃う食材で限界まで日本食に寄せたもの、という感じで全然美味しくなかった。
他の路線はとても美味しそうなのに、メキシコシティだけ全然違う。
ANAさんもう少し頑張れるのでは。


どうにか5時間くらいは寝たと思う。

多分これを見たのはこの機内で自分だけ

暗闇の中、機内サービスのパテレの2023珍プレー好プレーダイジェストを見て、ダウンロードしておいた機内誌サービスで雑誌を読む。
コスメの雑誌を読んで、8ヶ月どうにもならないとサボっていたスキンケアを集中してやろうと決めた。水が変われば少しはよくなる気がする。


残り4時間の時点で映画を見始めた。

ゴジラちゃん容赦なかった

ちょうど終わる頃に日本近海上空に。
ゴジラとともに太平洋を渡ってきた。

到着1時間半前にデニッシュが配られて食べてしまった。

 

はあ、胃が変な感じ。今はなに?朝?夜??