調味料シリーズの話。
軽い気持ちで持ってきた『ほりにし』が意外と活躍している。
今更?という感じもあるが、アウトドアスパイスの革命児がメキシコの自炊難民を大きく助けてくれている。
ほりにしの存在は前から知っていたが、最初に口にしたのは2021年7月。
会社の人たちと登山+川遊び+デイキャンプに行った時だ。
コロナ自粛真っ只中で会社の飲み会等は禁止だったが、緊急事態宣言の合間を縫って、広い野外ならOKっしょ、と大学生みたいな遊びをしていた。
朝から車で1時間くらいの低山へ行き、軽くハイキングと川遊びを楽しんだあと広場にテントを立てて、そうめんとカツオのたたき、手羽先の燻製を作って食べた。
その手羽先にほりにしをかけて食べてみたらめちゃくちゃ美味しくて、そりゃ流行るわ!と唸った。
そのほりにしはキャンプ好きの先輩が持ってきていたもので、そこからまた自粛ムードになってしまいなかなか集まることが難しく、ほりにしのこともすっかり忘れていた。
日本を出発する前に、バーベキュー好きな日本の知り合いへのお土産を何にしようかと悩んでいた時にほりにしを思いつき、せっかくなら自分の分も、と思って2つ購入した。
はじめの頃は、焼いた肉にかける以外の選択肢が思いつかなかったのでなかなか出番がなかった。
先日、いつものようにコンソメミルクスープを作っている時にパンチが足りないなあと思い、塩を足そうとしたら横にあったほりにしが目に入った。
軽く何振りか入れてみて味見をすると、パンチと深みが一気に増した。
あら、これは、大発明!!と感動。
よくよく調べたらみんな普通にほりにしでスープを作っていた。
まあ万能スパイスだし、当たり前のように思いつく使い方だが、もしほりにしを持っていて焼いた肉にかける以外の使い方をしてない人は是非試してみて欲しい。
チャーハンにも使えるようなので、しばらく続くと思います、ほりにしブーム。
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