遺跡めぐりでは石の取り扱いカーストについて紛糾しながらも、カラカラの状態でなんとかゴール。
道中はもちろん何かを売っているところなんてないので、完全に水分が足りなかった。
出口にあった売店でポカリ的な飲み物を買う。メキシコのこういう場所の価格は本気の観光地価格でぼったくりに来るので、どんなもんかとドキドキしていたら1本60ペソ。
スーパーで25ペソくらいなので、まあ倍以上。
ポカリが道の駅で400円で売ってる、と思ったら腹立たしくなってくる。
汗だくのまま、ご夫婦が予約してくれたランチのお店へ。
事前にここどうでしょう？と提案されたところが、まさかのずっと行きたかったところ。
メインはホテル＆スパなのだけど、香水やチョコレート、雑貨などのブティックも併設。入口から早速楽園のような空間。
元々は日本でたまたま見かけた香水を気に入って、調べてみるとメキシコのブランド。いつかお店に行って買いたいな～と思っていたら、思いがけず何店舗かあるうちの1店舗にすぐ辿り着くことができてしまった。
汗だくの人が入っていい環境ではないのはわかっているけど、なぜか店員さんも誰もいなかったのでゆっくり見させてもらう。
あまりにも人が来ないので不安になり、とりあえず汗もひかないままレストランの方へ。
ランチだけの利用なのにとてもきちんとおもてなししてくれて嬉しい。
ちゃんとしたレストランで料理を食べるのがとても久々。
このトスターダスがとても美味しかった。
この野菜たちの下に隠れたワカモレがバジルとめちゃくちゃ合う。アボカドはそんなに得意ではないけど、この組み合わせならいくらでも食べられる。バジル、欲しいな…。
すっかり汗もひき、ビールも飲み、お腹いっぱいいい気分になったところで再度香水コーナーへ。
せっかく来たのでずっと欲しかった香水を買う！
ふと見たら店内を優雅に白い鳥が歩いていた。
夫が外から入る瞬間を激写していた。
細い白い鳥は、おどおどしながら店内を一周し「ここはなんか違いますね…？」と出ていった。
優しい店員さんに説明を受けながらいくつかテスターにつけてもらい、一番男性っぽいやつを選んだ。ローズとかフローラルとかのお花ベースの甘い香りは相性が悪いのであまり好きじゃない。
スパイシーとかおじさんっぽい香りの方が、なぜか最後良い感じに甘くなる。体臭？との相性かと思うけど、不思議。
メキシコに来て一番大きな買い物。化粧品にお金使ってない分、このくらいはいいでしょう。
普段の暮らしからは想像できないくらい豪遊した一日だった。
帰宅後、夫は軽い熱中症でダウン。帽子、買いなよ。
