役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

こども暴走族

月に1回の掃除の日が来た。

4回目だが、まだ何か受け入れるのに結構な心の準備がいる。掃除をしてもらうだけなのになぜかプレッシャーを感じてしまう。

tofumaiz.hatenablog.com

 

今回は時間通り9時にカティアさんがやってきた。
どうせ遅れてくるだろうと思ってゆっくりしていたので、朝ごはんを食べ損ねてしまった。

とりあえず前日の夜にちゃんとうっかり捨てられそうなものはしまったし、動かされそうなものは隠した。あとは好きなだけやってくれ!


今までの感じだとおそらく2時間くらいはかかるので、掃除している間に洗濯してきてもいい?と聞き、ランドリールームの鍵をゲット。
鍵はスペイン語で「ジャベ(llave)」だと教えてもらった。
カティアさんはもしかしたらアジア人に言葉を教える楽しみを見出しているのかもしれない。やけに得意げな表情だったのだ。
期待に応えないといけないというプレッシャーまで増えてしまった。

タオルケットやらシーツやら大物も洗濯できてすっきり。
風が強いのでシーツは30分もせず乾いた。
ゆっくり2時間くらいかけて部屋に戻ると、まさかの全然終わってなかった。

 

「最後に洗面所掃除するわね~」と言われ、リビングの床もまだモップ掛けの途中だったので、部屋の外で待つことにした。

わんちゃんと待機

花壇の縁石に座っていたら、大家さんの娘がやってきた。

まだ4歳くらいで、覚えたての言葉を投げかけてくる。おそらく挨拶なんだろうけど、ただでさえ子どもの発音が聞き取りにくいのもあって、お互いいつもニコニコしているだけの関係。

 

いつも庭を電動のカートに乗ってぐるぐる回っていて、結構音が大きく夜中まで乗り回すので「暴走族」と呼んでいる。

炎天下の暴走族

暴走族は運転が荒いので、ところどころで壁にぶつかり砂利の上ではエンストしている。たまに犬たちも轢かれそうになっている。
ちなみにこの暴走族は週末になるとメンバーが増える時がある。大家さんの甥っ子と思われるのだが、この臨時メンバーは素行が悪いのであまり良く思っていない。
どこの国でも暴走族問題は悩ましい。

暴走族に絡まれながら、漂白剤の香りプンプンの部屋の前で待機。
いろんな文化がごちゃまぜになっていて落ち着かない。早くご飯食べたい。

 

約3時間後、全部終わったよ~とカティアさんが出てきた。
ピカピカになったお礼を言って毎度の原状復帰。

 

元に戻しながら、食材計量用にとっておいたヨーグルトの空き容器がなくなっているのに気付いた。
まあ別に買ったものでもないしまた空き容器は出るもんだからいいんだけど。やっぱり油断できない。