役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

思ってたんと違う、のやつ

何かが違う。

暑い日の昼に食べるものと言えば素麺。でもなんか違う。

 

実は日本から、中途半端に余っていた素麺を10把程持ってきている。
暑くてしょうがない日に絶対食べたくなると思ったからだ。
実際、まだ35℃超えるようなしんどい暑さの日はそんなになく、大家さんから湿気対策のためにずっとエアコンをつけておいてと言われているので、部屋は超快適、もしくは寒い、くらいだ。

なぜか奇跡的に電気代込みの家賃なのでエアコンつけっぱなしでも何の問題もない。
ありがたく日中は不在時でもフル稼働させてもらっている。

この調子だと素麺を欲するタイミングがないのではと思い、早い段階で素麺を食べることにした。

 

とりあえずめんつゆがない。
都会のアジア食材店で売っていためんつゆは日本円で1,800円くらい(よくある500mlのやつ)。あまりのぼったくり具合に腹が立ち、元々そこまでめんつゆに頼る暮らしはしていないので必要な時に必要な分だけ作ることにした。

鰹節パックは少しだけ持ってきていたので、それを使って3倍濃縮めんつゆを作ってみた。
残念ながら使っている醤油がかなり甘めなこともあり、とても甘くてマイルドなめんつゆが出来上がった。
これに関してはめんつゆ用に適当な醤油を買ってもいいかもしれない、と思うほど甘かった。

ちなみに揖保乃糸もアジア食材店に売っていて、まさかの6把で1,300円くらい。は??

もし読んでいるあなたが《素麺大好き素麺ないと死んじゃう人間》で、海外に住む予定があるならば持参するのを全力でおすすめする。

 

素麺は揖保乃糸ではなく、島原手延素麺を好んで買っていた。
揖保乃糸もおいしい。でも島原素麺を食べてみたらそれから抜け出せなくなった。

季節外れでしょう

絶妙なコシと麺の味が感じられる島原素麺。
九州以外ではなかなか手に入らないのかもしれないが、見かけたら是非食べてみて欲しい。

あと島原素麺に合う好きなめんつゆはヤマエ食品の高千穂峡めんつゆ。ちょうどいい甘さ。(海外展開しているとのこと、いずれは是非メキシコにもよろしくどうぞ)

 

 

いざ、実食

しょうがもすりおろして準備は完璧だ。


いざ食べてみると、なんか違う。またもや硬水のせいなのか麺の味が弱い。
多分甘すぎるめんつゆのせいではない。なんか「麺食べてる~!」感がないのだ。

あと全然手軽じゃない。
いざ素麺を茹でてみて、あまりの面倒くささにちょっと嫌になってしまった。
茹でる水も、茹でたあとに流す水も水道水はNG。
洗い流すくらい水道水でいいのでは、とも思うが、水道水はぬるぬるしているし消毒液?の匂いもきついしでとてもじゃないけど使う気にはならない。
日本の飲める水道水っていうのは本当に素晴らしい。

 

このなんか違う、を確かめるために、次の夏の日本で素麺を食べまくるつもりだ。
それまでは美味しいめんつゆ作りに尽力しようと思う。