役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

致死量のナツメグ

週に一回はパスタに頼る食生活をしている。

比較的安く手に入るパスタは、貴重な主食要員としてふんだんに力の源になってくれていて本当に助かっている。

 

最初は手探りだったが、手に入る材料、調味料、鍋との付き合い方もだいぶわかってきた。

この辺で現在のパスタのメニューで打線を組んでみようと思う。

 

満足感の高いパスタメニュー《メキシコ編》

1(遊) キャベツとベーコンのペペロンチーノ
2(三) パプリカとルッコラのトマトクリームパスタ
3(一) ぺぺたま
4(右) ボロネーゼ
5(左) カルボナーラ
6(二) ブロッコリーとツナの塩こんぶパスタ
7(中) ほうれん草とベーコンのクリームパスタ
8(捕) アラビアータ 
9(投) ブロッコリーとベーコンの卵パスタ

野手には強肩で安定感のあるメンバーを揃えた。ちなみにレフトは外国人選手。
内野手は機動力重視。若手ながらも守備力は高く、華やかで人気のある選手も揃っている。
捕手は打力よりもバランスを重視。中堅で配球のセンスが良い。
ピッチャーは長いイニングを任せられるスタミナのある選手。トレーニングにも熱心で、チーム内で後輩にも慕われている。

 

今のところはこれで確定だ。まだまだ情報が出てきそうだが止まらないのでこのへんで。
ひいきチームはパリーグなのでDHを導入したいところだったが、メキシコリーグはちょっと選手が不足気味のようだ。
これから補強に向けてスカウトを頑張っていきたい。

 

前回4番バッターのボロネーゼを作ってから一か月以上たち、そろそろ食べたくなってきたのでまた作ることにした。主力選手は定期的に様子を見ていないと何をしでかすかわからないからね!

tofumaiz.hatenablog.com

次作るときは、牛ひき肉にナツメグをまぶす、という工程を追加しようと思っていた。
別に必須ではないけど、なんかあったらいいらしい。風味とかも良くなりそう。

 

ただどれだけ調味料コーナーを探してもナツメグが見当たらない。
ナツメグはスペイン語で《nuez moscada》というらしいので血眼で探したが見当たらない。
S&Bのオレンジ色のやつじゃなくていいから、ナツメグをください。


都会に行って探してみると粉ではなくホールでなら売っていた。
黒胡椒くらいの粒を思い浮かべていたが、アーモンドくらいのサイズ。これをおろし器でゴリゴリ削るらしい。とりあえず3粒購入。

ホールのナツメグを見るのも触るのも初めてなので、とりあえずこのまま削っていいのかな?と検索してみたら、「ナツメグ 致死量」という結果が出てきた。
えらく物騒な内容が気になってしまい、台所でナツメグについて調べることにした。

ナツメグ - Wikipedia

低量では特に問題はないが、生のナツメグを多量(約10グラム以上)に摂取すると中毒症状を示す。

どうやらナツメグに含まれているミリスチシンという成分が幻覚作用を引き起こすらしい。そして大量摂取すると死に至ることもある、と。

ナツメグ、お前…

なんだか怖くなって、ほんの少しだけ削ってみた。ちゃんとナツメグの香りで安心。
まだあとまるまる2個と使いかけがある。どうやら2個摂取で死ぬ可能性があるらしい。

ペンネも最高

さすが4番バッター、安定感がある。ペンネというアウェーでもしっかり活躍してくれた。
ナツメグも多分陰ながら活躍しているんだろう。大活躍されても困る。

 

ボロネーゼは作るたびに改良を加えて美味しくなっていくのが楽しい。
致死量のナツメグもあることだし、月に一回は作って腕をあげていきたい。