役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

最終日狂騒曲

出発前日なのでお土産を買いに出かけた。
日本よりも美味しいものはタコスくらいしかないのでお土産選びにとても困る。
ただ、普段使っているものであればおそらく貰った方もそこまで困らないであろうと思いあまり冒険をしないことにした。

 

いつも行っているスーパーで買ったもの。

メキシコおたのしみパック

最近よく飲んでいるコーヒーが1袋159ペソとやや高価。日本のコーヒー専門店の豆の方が断然美味しいけど、まあこれはこれで。
お菓子はばらまき用に。一つも食べたことがないけど、それっぽいものを選んでみた。多分、全部そこそこの味なんだろう。むしろそこそこであれば良い方。
トルティーヤ用の粉と缶のサルサソースも忘れずに。どうにかして日本で美味しいエンチラーダを作りたい。
ハバネロソースは、EXXXTRA PICANTE(めっちゃ辛い)を2本混ぜてみた。果たして誰がどう使うんだろうか。
どうにか割れたり漏れたりしないことを祈る。

寸前にメキシコシティの民芸品市場にも行くので、メキシコらしいお土産はそこで調達。このあたりのお土産屋は凄まじくぼったくり価格なので、同じものでも3倍くらいする。ちょっとしたトカゲのキーホルダーが1,000円くらいとかふざけている。そして多分貰った方もそんなに嬉しくない。

 

アパートに帰ると、信じられない量の蚊が発生していた。
しかもサイズが大きい。柄は日本と同じ種類の蚊なのに、サイズが蛾くらいある。
ハリケーンがくる季節になると大量発生するらしい。
特に雨でできた水たまりの周りにブンブン飛んでいて、数匹殺している間に5カ所刺された。割に合わない。
濡れたタオルを振り回したらそれだけで数匹ポトポトと落ちていった。
今ここでデング熱に感染するわけにはいかない…!と必死で殺しまくり、部屋のドアの前には存在感のある死骸が並んだ。アリたち、後は頼んだぞ。

最終日の晩ご飯は余り物の野菜炒めとスープ。

不揃いな野菜たち

余り物野菜の代表、キャベツさんが良い仕事をしていた。あなたはいつだって余っている。

本当はいつも行っているタコス屋で何個か買って挨拶をする予定だったが、あまりにもどしゃ降りだったので諦めた。
出発当日は奇しくも定休日。また数か月後に会いましょう…。

 

冷蔵庫に残っていた缶ビール3本を消費。
冷蔵庫の中がとてもスッキリしたのを見て少し悲しくなっていたところ、義理の妹から「お土産はビールで」とリクエストが入った。
それは盲点だった!と慌てて「コンビニで買えるだけ買う」と返信した。

なんだかんだ最終日は忙しい。