役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

ひじきオーディション

思いがけずひじきを手に入れた。

ひじきとの久々の再会に感動。なんで持ってこなかったんだろう、と後悔していたところだったのでまた会えて嬉しい。

 

鶏ひき肉とひじきの豆腐ハンバーグは良く作っていた。
使う食材全部ヘルシーなイメージなのと、お弁当に入れても満足感が高い。
ここ数年は道の駅なんかでちょっと良いひじきに手を出したりもしていた。
何より《一度水で戻す》という工程が加わることによって、自分料理をしているね感が出るのが良い。

結局豆腐も大豆もないし出番はないだろうと思っていたが、ふつふつと湧きあがる磯の香りへの欲望、嗚呼、ひじき~~!と思っていたところに、突然現れたひじき。
今回はお土産としていただいたのだが、もし海外に知り合いがいて何か差し上げる機会があれば、磯好きそうな方には最高のプレゼントになるので是非候補に入れて欲しい。まあまあ長持ちするので喜びの持続性も高いと思う。

 

早速ひじきを使っておかずを作った。
タコスを食べた反動でやってくる和食モードが来ているタイミングだったのでちょうど良い。

副菜プレート

見事にメインなしの晩ご飯になった。
ほうれん草とにんじんの胡麻和え、じゃがいもとズッキーニのほりにし炒め、おつまみ塩昆布キャベツ、卵焼き、そしてひよこ豆とひじきの卯の花。
これに味噌汁とごはん。メインがなくてもお腹いっぱいで満足。
冷凍していたひよこ豆がここで大活躍。

今回のひじき使用量は2グラム。あと28グラムあるのでまだまだ楽しめそう。

 

ひじきをもらったことで、次回帰国した際の買うものリストについてじっくり再考するきっかけになった。
ちょくちょくあったらいいなと思ったものはリストに入れていっているが、もっと欲張っていいんじゃないかと思い始めている。
今回ひじきのおかげでめでたくリスト入りしたメンバーは、高野豆腐。おめでとう。
日持ちする、軽い、増える、膨らむ系のものは無条件で合格となる。
どうやら乾燥油揚げなるものもあるらしい。まずは試してみて美味しかったら採用することにする。
現時点での選考条件はひじきに合うかどうかが最優先となっている。

 

インスタントやレトルトに頼るほど疲れてないし、料理する時間がないわけではないので、ある程度のものは自分で作ってなんとかなるが、やはり食材に限りはある。
幸いたとえクオリティが低くても毎日和食が食べたい、というところまで追い込まれてはないので膨大なリストにはならなさそう。

とりあえず一時帰国の日まで、偏食者なりになんとか工夫して暮らしていく。