役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

わかってきた欠品システム

小売業の経営者等の目線ではなく、完全に消費者として欠品と闘う日々が続いている。

この国のスーパーは、消費者都合での需要は完全無視だ。

 

物を売るバイトをしていた時、常に在庫を持っておくべきもの、ここぞというときに切らしてはいけないものなど日々の在庫管理、発注が売り上げと同じくらい大事だった。
「お客さまにわざわざ来ていただいたのに、求められている商品が提供できないなんて悪だ!!」くらいの勢いで欠品することは許されないことだった。

 

ここ最近、ポテトチップスを探す日々が続いている。

別に限定品とか、変わった味のポテトチップスではない。
普通のうすしおのポテトチップスが、近所のスーパーから消え失せてしまった。

カルビー的な

いつも買っているのはメキシコのスナック菓子の2大ブランドのひとつであるこのSabritas。普通にカルビーのポテトチップスと変わらないうすしお感で美味しい。
パッケージもなんだか親しみやすくて好きだ。

このポテトチップスが、なぜか年明けから一斉に姿を消した。

 

以前日本でもあったが、北海道産のじゃがいもの不作でポテトチップスが買えない時期があった。
それは全国的な問題で、どのメーカーもそうだったし、ニュースでも報道されていたのでしょうがない。

多分今の欠品はそういう問題じゃない。
他のチリ味やサワークリーム味は山ほど置いてある。絶対に発注か納品担当者の怠慢だ。

ポテトチップスは非常食として常に1袋はストックしておきたいので、とりあえずコンビニを巡って割高なものをゲットしておいた。
とりあえず町にポテトチップスが戻ってくるまで、このストックには手を付けられない。

 

そして次の欠品商品はコーヒー。
以前の記事で気に入っていると書いたコーヒーも最近見ない。

tofumaiz.hatenablog.com

同じシリーズで4種類くらいの味が展開されていたのだけど、1つずつ減っていって、今はもうどれも残っていない。

あれから2袋くらい消費をして、年明けになんだか欠品しそうな気配があったので買っておいたら、それを最後に案の定なくなってしまった。

もうあと2日分くらいしか残っていない。
少し遠いスーパーにしか売ってないので、はるばる行ってまたなかったら、と思うとなかなか足が向かない。

 

メキシコ人がなんでいつもスーパーで買い占めるかのように爆買いしているのか段々わかってきた。
今買わないと、次いつ買えるかわからないのだ。
今の状況は「次買えばいいか」という甘い判断が招いた結果だ。
あの時まとめて買わなかった自分が全部悪いんだ、と責めて落ち込んだ気分を鎮める役目のコーヒーももうすぐなくなる。
こちらの心の平穏のためにも、ちゃんとした在庫管理をお願いします。。