役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

失敗と成功の間

やっぱり鍋が欲しい。

パスタとスープが共存できないのはどう考えても不便な暮らしだ。
いくら気の利いたものがないこの国での暮らしとはいえ、ここまで辛い思いをしなくてもいいんじゃないかと思っている。
めっちゃ良い暮らしまでは求めてはいないが、そこそこの暮らしはしておきたい。

 

先日の鍋の失敗からの学び。

tofumaiz.hatenablog.com

IH対応の鍋は磁石がくっつく。

割とどうでもいい情報は知っている方だと自負していたが、今までIHのキッチンを使ったことがなかったため、この磁石チェック方法は知らなかった。

前回失敗したスーパーとは違うスーパーに行き、鍋コーナーの前に座り込んだ。
深めと広めで悩んだが、火の通りを考えると広めの方が良いのでは、と広めの鍋を探す。
そしていくつか候補を決め、持参した磁石をひとつひとつ底につけてチェックしていく。

鍋に貼られたシールにはIH対応か非対応かはもちろん、商品に関する情報は一切ない。
磁石がつくかどうか、それだけ。

 

値段的にもこの鍋はいけそう、と思っていたものには全く磁石はつかず、前回失敗した鍋よりも値段が安いものにビタァァッ!!と磁石がついた。
また間違いを犯してしまうところだった。磁石さまさまだ。

基本的にパスタを茹でるだけという存在意義しか与えないつもりなので、地味めの色を選んだ。下手にチャラチャラされても困る。あなたは黙って茹でていればいいんです。

ようこそ我が家へ

シックなダークグレーの鍋。サイズもちょうどいい。

帰ってすぐ、まず調理器のスイッチを押して確認。
エラーは出ない。良い買い物をした。

鍋は思ったよりも長い付き合いになるので納得いったものを買うべきだ、と思っている。

ちゃんとくっつくよ

ずっと持ち歩いていた磁石も無事冷蔵庫に帰還。
磁石の骸骨も重大任務を果たしたことで心なしか嬉しそうでよかった。

数年前にメキシコのお土産で買って帰ったものを日本からまた持ち込み、逆輸入され、まさかこんな場面で役に立つとは。

 

ぴかぴかの鍋を早速使ってみたいところだったが、今日は腐りかけのもやしの消費が急務、ということでもやしゴマ味噌スープと三色丼。

作り置きしてないと意外とめんどくさい

三色丼よりも、もやしゴマ味噌スープがとても美味しくできた。

しょうが・にんにくをごま油で炒め始めた時点で勝ちを確信したが、手作りすり胡麻が風味たっぷりで良かった。

ちなみに麺棒はまだ見つけられていないので、またもやキンカンを使って必死にすり胡麻を作った。

鍋よりも、麺棒探しを急いだ方が良かったかもしれない。