役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

ジャンクは年に3回

あと何年ピザを美味しく食べられるだろう。

あの大量の塩分を摂取しながら、同時にポテトとナゲットもつまみながらビールを飲む、という無鉄砲な行為をいつかできなくなる日がくるかもしれない。

 

と思って、ドミノピザを食べることにした。

ここ最近ジャンクなものを求めてすぎていて良くないなあと思う気持ちも少しあるけど、かなり追い込んだ考えまで発展させて罪悪感を昇華させた後なら心置きなく食べられる。

 

町中にはイタリアンのお店もあって、そこでもピザを食べたことがある。
ちゃんと窯があるお店だったので、できたてのとろとろチーズのマルゲリータはとても美味しかった。日本の小洒落たピザ屋よりも安いし美味しかったので何度か利用していて、ちょっと奮発して外食するときはそのピザ屋に行くと決めている。

 

今回は超ジャンクの気分なのでドミノピザ。
ネットで注文して取りに行こうかとも思ったが、なんとなく信用できない感じがあったので店舗に行って待つことにした。

アパートを出ると、ちょうど上の階の青年がピザを持って帰ってきたところだった。
局地的にジャンクブームが来ているらしい。

 

店舗には信じられない量の店員がいた。ざっと見た感じ15人以上。日本のピザ屋でバイトしている人が見たらあまりの充実した人員態勢にびっくりすると思う。

レジ係は一人、これ以上ないくらいの不機嫌な女の子だった。
その他の店員は、2割がピザを作り、1割が梱包をし、7割は喋っていた。

 

何があってもここで働きたくない。
7割の店員たちは、カウンターの中でスマホを見ながら爆笑したり奇声をあげたり、いや動物園でももっと大人しいぞと思うくらい騒いでいた。
多分レジ係の子は若干仲間外れにされていて、うるさいしむかつくしで不機嫌な接客になっているんだろう。
15分くらい、と言われたのでGoogleMapの口コミを見ながら待っていたらそれはそれはひどいものだった。全て納得。

 

無事15分くらいで出来上がった。

ぎゃー悪い!

思ったより悪い見た目だ。こんなの食べ続けてたらすぐ死ぬよ。
メキシコに着いた翌日、早速どんなもんかと食べてみて以来なので約4カ月ぶりのドミノピザだが、相変わらず体に悪そうでゾクゾクする。

定番のペパロニと4種チーズ、さらにフライドポテトとナゲット。

こんなに食べられないよ~と心にもないことを言い、ペロリと完食。
ただ異常な量の塩分を摂取したせいか、夜中まで喉が渇いてずっと水を飲んでいた。
これはまた4か月後くらいでいいかもしれない。

 

ちなみに一番好きなピザチェーン店はピザポケット。
福岡に本社がある全国的には弱小チェーンだけど、マルゲリータは本当に美味しいので隠れたファンがいっぱいいるはず。じわじわと勢力拡大してほしい。