悲しみと同時に不調もやってきている。
不調なのは胃腸。
爆弾モーニングを食べた日の夜中から、なんだか胃がしくしく。
これは以前もなった胃痛だ。
今回は熱こそ出てないものの、寝返りをうつだけで胃の壁が悲鳴をあげているのがわかる。
ちょうどいいタイミングで、メキシコ大使館のインスタにエンチラーダの作り方の動画がUPされていた。
ここでもやはり定番の朝ごはん、として紹介されていた。
とても美味しそうだし作り方もわかりやすい。そしておかげで今胃が痛くなっている理由もよくわかるので素晴らしい動画だった。
前回の心当たりは屋台で食べたタコスとスープ。
その屋台はいつも買っているのとは違う店で、地元民で賑わうお店。
職人っぽい感じの青年が作るスープは、ちょっとだけ向こう側に辛さがある奥深いコンソメスープでとても美味しかった。
この《ちょっとだけ向こう側の辛さ》がもしかしたら自分の胃と相性が悪い可能性がある。
エンチラーダもめちゃくちゃ辛かったわけではないが、ちゃんと少しだけ辛さがあった。口を通り越してしまう刺激物が、胃で暴れているのかもしれない。
とりあえず薬を飲まずに我慢している。
今日はとりあえず次の段階でお腹を下しているので、このまま出ていくのを待とうと思う。
こういう時に体にいれるものがなかなか難しい。
温かいものをと思って緑茶を飲んだが、よく考えたら胃炎に緑茶ってめちゃくちゃNGだと後から気づいた。
胃は痛いものの食欲があるのが悩ましい。ほんとはタコスが食べたい。絶対だめなのはわかっているけど次いつタコスが食べられるかしか考えられない。
晩ご飯はベーコンとほうれん草のリゾットにした。
この冷凍ごはんを使った簡単リゾットは日本にいる時からよく作っていて、胃に良くないとわかりながらもにんにくを入れてしまった。
ただ柔らかい、というだけで我が家では調子の悪い時の食事によく採用されているが、ベーコンもバターも使って脂質多いし多分向いてないんだと思う。
でもこのくらい鍛えておかないともう一生タコスなんて食べられない。
数カ月に一回の胃腸の不調くらい乗り越えていくべきだ。
気持ちはもうオリンピック強化選手のコーチくらいになってきている。
そのくらいの厳しさで胃と向き合っていかないとこの国では暮らせないんだ。