役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

一日一背徳

朝、晩のコイヌの訪問でやや寝不足気味だ。

朝洗濯に向かおうと準備をしていると、靴を置いているラックの一番下の段に大きな水たまりができていた。
今日の早朝の訪問は夫が対応したらしいのだが、おそらくその時にコイヌがおしっこをしていったようだ。
この場所をトイレだと思われても困る。幸い布製のラックで解体して洗えるようだったので、洗濯のついでに洗って干しておいた。

ふと夫を見ると、背中にしっかり好き放題されたであろう証拠が残っていた。

スタンプ

ちなみに同じようなスタンプが部屋の外のドアにもびっしりとついており、朝、晩のなんとなく寂しくなった時間帯に、なぜか我が家のドアの前でクーンクーンと甘えた声で鳴き、ドアをカリカリカリ…とするのが日課となっているらしい。本当の飼い主は斜め前の家だよ。

我々もコイヌには相当甘いので、遊んでしまうのがいけないんだろうけど、かわいすぎるのが悪い。

 

数カ月ぶりに友人家族が都会から遊びに来てくれた。
一緒に外でランチをする予定だったが、少し早めの到着だったので我が家で時間をつぶすことになった。
以前も一度来たことがあるのを覚えていたのか、わんちゃん達は吠えることもなくすんなり受け入れていた。記憶力すごい。

娘ちゃんも一緒に来ていたのだけど、大家さんの娘がなんとなく遊びたそうにこちらを見ていて、果敢にも娘ちゃんは大家さんの娘に「お名前なんてゆーの?」と全力の日本語で話しかけた。
そしてなぜか大家さんの娘は「マギー!」と名前を答えた。なんでだよ。
子どもたちの世界はよくわからない。

 

まだギリギリ午前中の時間からビールをいただく。
この背徳感は、アル中にならない限り死ぬまで絶対的なものだ。

このグラス欲しい

背徳ビールを数本飲んでランチを食べたあと、娘ちゃんの希望でアイスクリーム屋さんへ。
実はメキシコに来てアイスを食べるのは初だ。
暑い町なので300mおきくらいに何かしらのアイス屋があるが、なかなかこちらの欲望と合致するタイミングがなく、今まで食べる機会がなかった。
暑い中1キロ近く歩いたのでアイス欲も最高潮を迎えており、念願のパッションフルーツのアイスにありつけた。
ちなみに命の危険を感じるレベルで喉の渇きも最高潮だったので、飲むように食べてしまい写真を撮り忘れた。せっかくのアイスデビューだったのに。

自分以外の大人たちがそれぞれシングルのカップアイスと格闘していると、店内からダブルのアイスを持った10歳くらいの子供たちがぞろぞろ出てきた。
さすがに背徳すぎる、負けた、と思った。

約半年ぶりのアイスか昼からビールか何が悪かったのかはわからないが、夜お腹を壊した。
背徳するのは一日一回くらいがちょうどいい。