役に立たない海外生活の共有

世界のどこかでひっそりと暮らしています。

月末憂いてチヂミスト

今日はなーんにもすることがないなあ、と思う日に限って、大家さんからの荷物受け取りタスクが与えられる。
こんなにもWin-Winなことってあるだろうか。
大家さんから「隣町に行く用事があって…」と言われた時点で「あーおっけーおっけー!」と元気に返事をした。
あえて時間を聞かず、いつでも対応できる状態に仕上げておくのがプロのしもべだ。買い物にも行かず、ひたすら待つのみ。

数時間後、外出先の大家さんから「荷物の受け取りをお願いします」とメッセージが来た。もちろん常に3秒後には部屋を出られる状態なので、門の外にいるトラックの運ちゃんからすぐさま荷物を受け取った。
一日何もしなかったなあ、よりは、人の役に立てたことが一つでもあるといい。
今日もいい仕事をした。どんどん奴隷感情が育っていっている。

 

荷物を待っている間、庭からいつもの工事の音とは違うカン!カン!という音が聞こえてきた。
窓から外を見ると、バイクのエンジンがかからないらしく何度もペダルを踏んでいる。

暑い中頑張っている

バイクのエンジンがかからない光景は割とよく見かける。スーパーの駐車場で大量の卵(100個以上)を抱えた人が同じ状態だったとき、絶望的すぎて見ていられなかった。
みんな結構ギリギリの状態のバイクに乗っているらしい。
だいたいは執念で蹴り続け、ブルルル…という音が聞こえてくる。
庭の彼らは10分以上の格闘の末、軽いファル…の音の次に安心のブルルル…が聞こえてきた。上半期一のもどかしさだった。

 

晩ご飯は前日のビビンバの余ったナムルでチヂミを作った。
最近はあまりにも手駒がないので、再利用、というかアレンジレシピをよく参考にするのだけど、このナムルチヂミは前回同様とてもうまくできた。チヂミストと名乗ってもいいのでは、と思うほど。
日本にいた時には手を出したことのない料理ほど美味しくできる。
慣れないので慎重になっているせいもあるかも。初心って大事だ。

皿の不足感が否めない

チヂミに合わせる副菜が思いつかず、月末でお金を使いたくないのもあって冷蔵・冷凍庫一掃レシピになってしまった。
食べきれずに冷凍しておいたバーガーキングのナゲットは甘辛たれに絡めてヤンニョムチキン風にした。よかれと思って使った蜂蜜の主張が強すぎて微妙な感じに。
冷凍ひよこ豆と冷凍おからはひじき炒めに。

ズッキーニはオリーブオイルで炒めてほりにしとパルメザンチーズ。
ズッキーニはとても安くて美味しいけど、ブロッコリーのように存在感がなくなってしまうのが悲しい。
最近の高温の影響かスーパーには傷んだブロッコリーしかない。カビていたりもする。値段が高くて買えないとかではなくもう品質が終わっているのでどうしようもできない。

あと1日我慢したら6月。
早く思いっきりタコス食べたい。